前面展望列車の先頭車両は誰もが1度は座りたくなるシートです。箱根登山鉄道には6種類の車両が在籍しますが、すべての車両が前面展望を楽しめます。ここでは車両や前面展望座席についてご紹介したいと思います。
モハ1形
箱根登山鉄道開業時からのチキ1形を改良した車両です。
編成
104+106の1編成2両が在籍
この103+107編成は引退しました。
座席
展望座席の様子です。
モハ2形
1927年に登場したチキ2形の機器系統を流用した車両です。
編成
108が在籍 両運転台です。単行運転も可能です。モハ2形に1両増結されての運用があります。画像は次回訪問時に取れれば・・
座席
1000形
1981年に製造されました。車両の愛称は「ベルニナ号」
編成
1001+2201+1002 1003+2202+1004の2編成 6両在籍しています。
3両固定編成です。
両編成とも塗装が違いますね。
座席
展望座席の様子です。
2000形
1989年に製造されました。車両の愛称は「サン・モリッツ号」
編成
2001+2002 2003+2004 2005+2203+2006
2両編成が2編成と3両編成が1編成の計7両が在籍しています。
2005と2006は他の2編成と違いパノラマ展望座席になっています。
これは2両編成です。(+アレグラ3000形が増結されています。)
こちらは2005+2203+2006の3両編成です。
座席
前面展望座席の様子です。こちらは2001+2002 2003+2004
こちらは2005+2203+2006の車内の様子
座席の様子はこちらです。
3000形
2014年に製造されました。車両の愛称は「アレグラ号」
編成
3001 3002が在籍 両運転台です。単行運転も可能ですが、運用は3100形や2000形に増結しての運用されています。
座席
パノラマシートの様子。片側しかないのが残念。
車内
3100形
2017年に製造されました。車両の愛称は「アレグラ号」
編成
3101+3102の2両編成 2両在籍
座席
今回は遭遇出来ませんでした。次回に持ち越しです。
座席からの展望
箱根湯本出発直後。1000形車内から撮影
上大平台信号所にて モハ1形車内から撮影
展望席の確保
午前中の箱根湯本発と午後の強羅発は混雑が予想されますね。1本待つ位の覚悟は必要かもしれません。但し、スイッチバックを3回行いますので箱根湯本から乗車の場合は前面展望を楽しめる時間は長いのは最初に後ろに乗った方が良いです。なので、最初から後ろ席を狙うのもいいでしょう。
箱根登山鉄道に乗れるツアーのご紹介
ここでは箱根登山鉄道に乗れる旅行会社のツアーをご紹介します。
鉄道の旅特集のページからご希望のツアーをお探しください。
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オススメ席
箱根登山鉄道の在籍車両はすべて運転席が真ん中にあるため座席は左右どちらでも前面展望が望めます。
基本は横向きロングシートですが、2000形の3両編成とアレグラ(3000形・3100形)は
パノラマ座席になっています。
残念ながらアレグラの運用がわからないので・・パノラマ座席は運ですかね・・
運転区間・運転間隔
登山電車はすべて箱根湯本ー強羅間です。運転間隔は日中4本です。詳しくは下記バーナーをご覧ください。
運賃・料金
普通運賃で乗車出来ます。箱根湯本ー強羅間で片道410円です。途中下車や芦ノ湖方面まで足を延ばして往復する場合は1日乗車券等がお得です。
箱根登山鉄道の車窓からの景色など
車内からの景色などは別ページでご紹介しています。詳しくは下記を参照してください。
![]() 箱根への観光には欠かせないのが日本の粘着式鉄道の中で最急の勾配と急カーブをもつ山岳鉄道の箱根登山鉄道です。全国登山鉄道‰(パーミル)会にも所属しています。出発駅の箱根湯本は日本でも有数の温泉地でもあります。沿線には見どころも沢山あります。春は紫陽花、秋は紅葉、・・続きを読む |