2015年4月にデビューしたのと里山里海号。日本の原風景とも言える里山と里海、両方を堪能できる列車です。車内は伝統工芸品展示スペースを設けていたり、沿線の田鶴浜の建具ので使われる組小細工を座席の仕切りに採用しています。この観光列車は通常の列車より低速で運行しビュースポットでは一時停車も致します。2018年4月の平日の下り53号カジュアルコースに乗車しましたので、車内からの景色や車内の様子・予約方法、運転日、運転ダイヤ、座席表や特典・お楽しみ等を記事に纏めましたのでご覧ください。(2020年3月から運行形態が多少変更になりました。)
2024年1月の能登半島地震の影響で運休していましたが2025年4月6日より「震災語り部列車」として運行いたします。
運転日(2025年)
4月6日~5月11日の土曜・休日と7月19日~8月31日の土曜・休日に運行します。
発売開始日・予約方法・空席照会
乗車日の1か月前からのと鉄道観光列車予約センター(0768-52-2300)又は穴水駅窓口及びインターネット(のと鉄道ホームページ)で予約可能です。インターネットで空席照会も可能です。シートマップも表示されるので希望の席番を取る事も可能です。
のと里山里海号に乗れるツアーのご紹介
ここでは「のと里山里海号」に乗れる旅行会社のツアーをご紹介します。鉄道の旅特集のページからご希望のツアーをお探しください。クラブツーリズム 鉄道の旅
車両編成
能登中島駅に停車中の「のと里山里海」号
車内のご案内
里山・里海とも車内の座席の配置は同じです。両車両とも伝統工芸品展示スペースを設けています。また沿線の田鶴浜は建具の街としても有名でそこで作られていた組小細工を座席の仕切りに採用しています。
里山車両
山をイメージしています。シートの色はオレンジです。
車内全景の雰囲気です。
カウンター席とソファー席
里山号は下り 展望席があります。フリー席です。但し、子供優先です。ご注意下さい。
展望席からの眺望です。
車内には伝統工芸品が展示されてされています。
里山号にはサービスカウンターが設置されています。
又座席との仕切りには組小細工が使用されています。
里海車両
海をイメージをしています。シートの色は青です。
車内全体の雰囲気です。
カウンター席とソファー席です。
こちらも伝統工芸品が展示されています。
こちらも座席の仕切りは組小細工です。
見どころ
3か所のビュースポットを設置しています。そこでは一時停車します。又能登中島駅では現在2両しか保存されていないオユ10を見学できるように10数分停車します。(54号を除く)
能登中島駅
オユ10です。車内の見学も可能です。が鉄道ファン以外は・・・あまり興味ないかも??
ビュースポット 能登中島ー西岸
のと鉄道の中でも標高の高い地点から見下ろす深浦漁港の景色です。
ビュースポット 西岸ー能登鹿島
遠目に「ツインブリッジのと」が見える七尾湾の景色
ビュースポット 能登鹿島ー穴水
観光用の「ぼら待ちやぐら」が見える風景です。
のと里山里海 乗車特典
記念乗車証が準備されています。また裏面にはスタンプも押せます。スタンプは色違いで3色用意されています。スタンプは里山は緑と青 里海はオレンジと緑が用意されています。
記念乗車証と乗車整理券です。
記念撮影用のプレートと帽子です。里山・里海 両車両に用意されています。
運賃・料金(震災語り部列車)
大人 | 子供 | |
七尾⇔穴水 | 1,750円 | 1,330円 |
和倉温泉⇔穴水 | 1,590円 | 1,250円 |
時刻・停車駅
当面の間、震災語り部列車として普通列車に増結して運転いたします。時刻は再度、のと鉄道のホームページや市販の時刻表でご確認ください。
始発駅 | 終着駅 | 停車駅 | |
1号 | 七尾 09:59 | 穴水 10:50 | 和倉温泉 |
3号 | 七尾 13:12 | 穴水 14:04 | 和倉温泉 |
5号 | 七尾 15:24 | 穴水 16:16 | 和倉温泉 |
0号 | 穴水 08:46 | 七尾 09:35 | 和倉温泉 |
2号 | 穴水 12:02 | 七尾 12:56 | 和倉温泉 |
4号 | 穴水 14:14 | 七尾 15:08 | 和倉温泉 |
オススメ座席
やはり海側の席でしょうか。座席表をご確認下さい。海側は3、5、7のA・D 9、11のA・B及び12番A・B・C・Dです。但し12番D席は窓枠がかぶってしまいます。また1番と2番席は窓がないのでご注意を!
車窓
見どころで車窓をご紹介しましましたがその他でも撮影しましたのでご紹介します。
田鶴浜ー笠師保
遠目に能登半島、最大の温泉地 和倉♨が望めます。
能登中島ー西岸
まさに、里山里海の原風景
西岸ー能登鹿島
沿線には花が咲き乱れていました。