京都丹後鉄道には宮津線と宮福線からなり前身は旧国鉄・宮津線の第三セクターとして開業した北近畿タンゴ鉄道です。沿線には日本三景で有名な「天橋立」があり、実際に歩くのもよし、天橋立ビューランドから眺めるのもよし、観光には事欠きません。この京都丹後鉄道にはいくつかの観光列車が運行されています。今回は観光列車「あかまつ号」をご紹介します。予約方法・料金・運転日・時刻・停車駅・座席表・オススメ座席・車窓からの眺め等を記事に纏めましたのでご参考にして頂ければと思います。
運転日(2024年)
原則毎月火曜日・水曜日に運転しています。(祝日は除く)
発売開始日・予約方法・空席照会
乗車日の3か月前の10時から京都丹後鉄道の指定駅(福知山駅・西舞鶴駅・宮津駅・天橋立駅・豊岡駅・久美浜駅・小天橋駅・夕日ヶ浦木津温泉駅・網野駅・峰山駅・京丹後大宮駅・与謝野駅・大江駅)及びJTB、日本旅行、近畿日本ツーリストの各店舗で予約が可能です。又インターネットでも空席照会・予約が可能です。座席は予約制ですが全席自由席です。席は当日の先着順になります。
車両案内
1両で運行しています。KTR700形をリニューアルを改造しました。デザインは水戸岡鋭治氏です。(宮津駅にて)
あかまつ号に乗れるツアーのご紹介
ここではあかまつ号に乗れる旅行会社のツアーをご紹介します。鉄道の旅特集のページからご希望のツアーをお探しください。クラブツーリズム 鉄道の旅
車内のご案内
座席指定ではありませんが座席表を掲載します。
車内の様子です。
山側に設置されている4人用BOX席と半円形のカウンター席です。
山側に設置されている海側を向いたソファー席です。
海側を向いたカウンター席です。1席窓が無いのがわかると思います。
海側にある海が見えないソファー席です。
サービスカウンターとカウンター前にある伝統工芸品の展示
路線図は「あかまつ」の基調に。トイレの側面には地元の写真が飾られています。
あかまつのエンブレムです。
観光列車「あかまつ」号のオススメポイント
車両は最近、有名な水戸岡鋭治氏がデザインした車両です。車内の装飾をお楽しみください。又栗田ー丹後神崎間の景色も見どころです。車窓の景色は下記でご紹介しています。京都丹後鉄道の絶景区間をご紹介します。
宮津ー栗田(くんだ)間
遠目ですが、この区間で天橋立を見る事が出来ます。
栗田(くんだ)ー丹後由良間
この区間が京都丹後鉄道の中で一番の絶景区間です。一旦停車や徐行運転をするので
景色を十分に楽しむことが出来ます。
上の画像が一旦停車した時の写真です。
他にも上のような景色を見る事が出来ます。
丹後由良ー丹後神崎間
ここは鉄道ファンの特に撮り鉄さんの中では有名撮影スポットです。
由良川鉄橋を通過中です。
乗車特典
記念乗車証です。中に整理券を挟んでおくことが出来ます。JR西日本の「花嫁のれん」や「ベル・モンターニュ・エ・メール」もこのような記念乗車証でした。
運賃・料金
全区間 全車指定席
運賃の他に指定席料金が必要です。
例(西舞鶴ー天橋立間)
運賃:大人650円 子供330円
指定料金:大人550円(子供同額)
その他に、京都丹後鉄道では数種類のフリー切符を販売しています。詳しくは京都丹後鉄道ホームページ(こちらから)をご覧ください。TOPページの各種乗車券>企画乗車券へお進み下さい。
時刻表・停車駅
丹後あかまつ号の停車駅と時刻を掲載しています。詳しくは下記の表を参照してください。時刻や停車駅については京都丹後鉄道のホームページや市販の時刻表を再度ご確認下さい。
時刻
出発時間 | 到着時間 | |
1号 | 西舞鶴 10時13分 | 天橋立 11時01分 |
3号 | 西舞鶴 13時14分 | 天橋立 14時02分 |
2号 | 天橋立 11時33分 | 西舞鶴 12時19分 |
4号 | 天橋立 14時48分 | 西舞鶴 15時49分 |
停車駅
1号・3号・2号・4号 | 四所・東雲・丹後神崎・丹後由良・栗田・宮津 |
オススメ座席
カウウター座席と2人用のBOX座席が海側です。但し、席は自由席なので・・・因みにカウンター席は5席ですが運転席側の1席は窓が無いのでごちゅうご注意下さい。
あかまつ 乗車記
今回は翌日に控えている奥出雲おろち号の記事を書くために、米子へ入る関係上、天橋立ー東雲間の乗車となりました。
福知山から「あおまつ」に乗車して天橋立駅到着。到着後そのままホームで待機していましたが・・残念なことにホームには乗り口の案内表示がありません。「あかまつ」は予約制ながら席が自由なんです。結局早目めにホームに入りながら窓側(海側)の席をとることが出来ませんでした。
因みに発着番線も変わると思いますが2018年5月現在の「あかまつ2号」の天橋立駅の乗車位置は3番線の連絡橋階段の付近です。又、「あかまつ」の乗車口は天橋立方の1つのみ使用です。
さて。列車は定刻12時に西舞鶴向けて走り出しました。車内では2名のアテンダントが観光ガイド等しながら列車は走ります。
最初の見どころは宮津ー栗田(くんだ)間で少しの時間ですが、天橋立を見る事が出来ます。
そして、この路線の最大見どころ栗田ー丹後由良間です。ここでは列車は一旦停車してくれます。
その後、丹後由良ー丹後神崎間では由良川を渡るところが絶景区間です。撮り鉄さんの撮影スポットとしても有名な所です。
丹後神崎を出た付近で、アテンダントさんのくじ引きがあり「あおまつ」の缶バッジを頂きました。
間もなくすると、東雲に到着。今回はここまでです。木曜日にも関わらず、車内はそこそこ混みあっていて車内の写真が良く撮れませんでした。残念!
京都丹後鉄道の観光列車
京都丹後鉄道にはこのほかに「丹後の海」、観光列車「あおまつ」、レストラン列車「くろまつ」が運行されています。詳しくは下記もご覧ください。
丹後の海号は基本的に特急はしだて・まいづる号として運転しています。
【あおまつ】号は全車自由席で基本的に毎日運転しています。
【くろまつ】号はレストラン列車として運転しています。