伊予灘の絶景と食事が楽しめる2014年にデビューした「伊予灘ものがたり」。人気の高い下灘駅での撮影時間を設けるなど観光列車として列車の旅を満喫できます。この列車の車内の雰囲気やお薦め座席、予約方法等を記事にまとめました。ぜひご覧下さい。 今回は「道後編」に乗車。道後編を中心にご紹介します。 ただし、今回は食事をしていませんので食事のご紹介は出来ません。ご了承下さい。
2021年12月27日で運転を終了しました。2022年春に車両を185系に変えて戻ってまいります。
運転日
「伊予灘ものがたり」は土曜日・日曜日・祝日を中心運転しています。詳しくは下記カレンダーを参照してください。運転日についてはJR四国のホームページや市販の時刻表を再度ご確認下さい。
時刻表・停車駅
「伊予灘ものがたり」の停車駅と時刻を掲載しています。詳しくは下記の表を参照してください。時刻や停車駅についてはJR四国のホームページや市販の時刻表を再度ご確認下さい。
発売開始日・予約方法・空席照会
「伊予灘ものがたり」の発売開始日は乗車日の1か月前の10時からです。全国の「みどりの窓口」及び主な旅行会社で発売。インターネット(e5489やえきねっと)では予約が出来ません。
空席はJR四国のサイト→「伊予灘ものがたり」→「空席状況」へお進み下さい。
食事券の予約方法・料金
JR四国の駅のみどりの窓口・ワープ支店・駅ワーププラザ、JR東日本の駅のみどりの窓口・びゅうプラザ、JR西日本の主な駅のみどりの窓口、JR九州の駅のみどりの窓口・駅旅行センター・JR九州旅行支店及び全国の主な旅行会社にて、「食事予約券」の販売を行っています。
食事券予約の際の注意事項
「食事予約券」をご購入の際には、ご乗車になる「伊予灘ものがたり」の乗車券・グリーン券の同時購入又はご提示が必要です。又事前予約制の食事をお申し込みのお客様は、食事を提供するお時間がございますので、 必ず乗車する「伊予灘ものがたり」の始発駅から終着駅までご乗車ください。
伊予灘ものがたり号に乗れるツアーのご紹介
ここでは伊予灘ものがたり号に乗れる旅行会社のツアーをご紹介します。鉄道の旅特集のページからご希望のツアーをお探しください。
![]() 近畿日本ツーリストでは列車に乗ること自体が、旅の目的になる観光列車や寝台列車のツアーを数多く設定しています。 |
![]() 流れる景色から眺める日本の山、海、里・・・・魅力あふれる鉄道の旅へ 観光列車やイベント列車、ローカル線の列車の旅まで多くのツアーを設定しています。 |
車両編成
キハ47をリニューアル。2両編成です。
車内の案内「 茜の章」
1号車です。(※平成30年1月1日より座席配置が変わりました。写真は平成29年10月に撮影したものです。)
1号車は和座椅子と畳が設けられている席があり「和」を強調しています。
海側席 4人BOXシートと カウンター席
山側席 2名BOXシート
1号車 出入り口付近の様子
車内のご案内「黄金の章」
2号車です。(※平成30年1月1日より座席配置が変わりました。写真は平成29年10月に撮影したものです。)
2号車はモダンなスタイルになっています。
海側席です。カウンター席とBOX座席です。
山側席 2名BOXシート
カウンターです。アテンドの方がポーズを決めて下さいました。
その他車内のご案内
お手洗いと洗面所
カウンター席です。 右は記念撮影用のプレート
食事
2か月に1度メニューは変更になります。
詳しくはJR四国のサイト→「伊予灘ものがたり」→「4つの旅とお食事」へお進み下さい。
時刻や停車駅についてはJR四国のホームページや市販の時刻表を再度ご確認下さい。
乗車記(見どころ等)
道後編に乗車して来ました。沿線でのお見送りや停車駅でのおもてなし等楽しい旅を満喫できます。
お見送り
五郎駅でのたぬき駅長のお見送りです。
下灘駅 運転停車
時刻表には載っていない運転停車です。通常、運転停車は下車出来ませんが観光列車ならではの粋な計らいです。
この日は天候がすぐれない(10月にもかかわらず、秋雨前線が停滞して・・)中で下灘到着後、雲の隙間から太陽が少し顔を出してくれました。
下灘駅はドラマや映画の撮影地としても有名です。
古くは寅さん(第19作 1977年 男はつらいよ 寅次郎と殿様)でも撮影されています。
その当時の下灘駅は3線で左側の道路が無く道路の所まで駅構内でした。一度ご覧になって下さい。
道後編の下灘駅停車は17:17~17:27の10分間です。
夕日の沈む時間帯を考えると10月の中旬が一番いい時ではないでしょうか。
後は1月の中旬頃かと思われます。
伊予上灘 運転停車
伊予上灘駅では犬のセリ駅長と猫のトラ副駅長がお出迎えしてくれました。
乗車記(車窓からの眺め)
この列車の楽しみの1つでもある車窓から眺める伊予灘の景色。
今回は生憎の天気で、良い写真をお届けできなく残念ですが、ご参考にして下さい。
伊予大洲―西大洲 間
伊予大洲駅手前で進行方向右側(山側)に大洲城が見えます
伊予出石―伊予長浜 間
伊予長浜手前で進行方向左手(海側)に長浜大橋が見えてきます。
通称「赤橋」と呼ばれていて現存する中で稼動するバスキュール(跳ね上げ) 式道路可動橋としては、日本最古のようです。
建設当時は、 船による輸送手段が重要であったため、船が通るたびに開閉をしていましたが、
現在では点検・観光としてのみ開閉します。
伊予長浜―喜多灘 間
天気が悪く見にくいですが、奥に見えるのが青島です。
「島民15人に猫100匹」猫の楽園と話題になった大洲市長浜町の小さな島です。
喜多灘―串―下灘 間
左が喜多灘-串 間 右が串-下灘 間
左が串駅手前の眼下の様子です。ここは撮り鉄さんにも有名な撮影スポットでもあります。
伊予灘ものがたりのパンフレットの表紙にもなっています。
乗車特典
乗車記念証 裏面はスタンプを押印
メッセージカード 表裏
運賃・料金
「伊予灘ものがたり」は全車グリーン車指定席 運賃の他にグリーン料金が必要です。
例:松山~八幡浜間
運賃:大人1,300円 子供650円
グリーン料金:大人1,000円 子供1,000円
その他、食事をする場合は食事券の購入が必要です。
オススメ座席
食事を楽しむだけに乗車する場合は席の優劣はないと思いますが、車窓も楽しみたい方は予約時に席番の指定して予約する事をお薦めします。この路線の見どころは何と言っても海の景色です。
1、2名BOX席はすべて山側に配置しています。
2、車両の窓枠と座席配列が微妙にずれていて、場合によっては窓枠と窓枠の間に座席が配列されている場合があります。
これらを鑑みると
1名で乗車の場合は1・2号車とも4A席 2名でご乗車の場はカウンター席 1・2号車の2、3C・D
3~4名でご乗車の場合は1号車は6番のBOX席 2号車は少し窓が小さい所もありますが6番のBOX席が個人的にはお薦めです。
車内検印
車内検札用の検印です。