1959年に中部電力の専用線を大井川鐵道が引き継ぎ井川線の営業運転が始まりました。現在は日本で唯一のアプト式(ラックレール方式)区間や日本一高い鉄橋、湖上にポツンとある秘境駅など見どころが満載です。2018年度には冬の星空列車の運行も決まりました。今回は天候が良くなかったですが閑蔵駅まで乗車してきましたので運賃・料金・運転日・時刻表・停車駅・路線図・オススメ座席・車内の様子・見どころなどをご紹介します。
運賃・料金
大井川鐵道のアプト式列車は全車自由席です。乗車券のみで乗車できます。
例:千頭ー井川
乗車券:大人1340円 子供670円
運転日(2023年)
大井川鐵道のアプト式列車は毎日運転しています。
時刻表・停車駅(2023年)
大井川鐵道のアプト式列車の停車駅と時刻を掲載しています。詳しくは下記の表を参照してください。運転時刻・停車駅は大井川鐵道のホームページや市販の時刻表等で再度確認下さい。
路線図
アプト式列車の走る井川線の路線図です。簡単ですが・・・
車両編成
閑蔵駅に停車中の井川線のアプト式列車井川線のアプト式列車の編成表の1例です。
ED90形はアプトいちしろ~長島ダム間のみです。普通車は混雑状況で編成の両数が変わります。
車内へご案内
普通車の車内の様子をご紹介します。
井川行き(下り)の場合、右側が2人用席になります。
車内は狭いです。
注意事項 車内にはトイレがありません。
見どころ
井川線のアプト式列車の見どころをご紹介します。
アプト式機関車
アプトいちしろ~長島ダム間の急勾配を上り降りする為に、現在は日本で唯一のアプト式を採用しています。
今回は上り列車で下るアプト式列車に乗車しました。
長島ダム駅でのアプト式機関車の連結です。
アプト式はこんな感じです。
アプトいちしろ駅でのアプト式機関車の解放作業中
因みにアプトいちしろ~長島ダム間は電化区間ですが、それ以外は非電化区間です。
奥大井湖上駅
元々は長島ダム建設によりできた新駅でフジテレビの番組「ザ・ベストハウス123」で取り上げられてから脚光を浴びるようになりました。奥大井湖上駅を訪れる場合は折り返しの列車の兼ね合いを考えた方が良いでしょう。
又、湖上駅から10分程上ると路線バスのバス停もあるのでこちらも利用されると良いと思います。
関の沢橋梁
現在、日本の鉄道の中で一番の高さを誇ります。高さは70.8mです。一部の列車では橋の上で一旦停車します。
オススメ座席(前面展望座席)
往路(千頭→井川)では先頭車にお座りください。前面展望が楽しめます。
展望座席の様子です。
展望座席からの展望の様です。
車窓
別ページにてご紹介しています。詳しくはこちらをご覧ください。