2017年8月10日 東武鉄道のSL復活運転プロジェクトにより見事に復活したSL大樹。JR北海道C11 207号機を借り受けた形で運行を開始しました。現在SL3両体制で運転を行っています。沿線はには世界遺産の日光東照宮や温泉地としても名高い鬼怒川温泉があり観光の足としても人気が高いです。2020年からは下今市ー日光間にも運転範囲を広めSLふたらとしても運行しています。実際に乗車した時の写真を交えながら運転日・時刻表・予約方法・車内の雰囲気や下今市駅のSL展示館や転車台の様子等を記事にまとめましたのでご参考にしていただければ幸いです。
運転日(2023年11月まで)
SL大樹号の運転日は基本的に毎日運転しています。詳しくは下記カレンダーをご覧ください。再度東武鉄道のホームページでご確認下さい。
観光列車SL大樹に乗るには
観光列車SL大樹号は全車指定の為、予約が必要です。発売日・予約方法は下記を参照下さい。
発売開始日・予約方法・空席照会
SL大樹号の発売開始日は乗車日の1か月前の9時からです。予約方法は下記の通りです。
予約方法:東武鉄道有人駅(押上・寄居を除く)東武トップツアーズ及び主要旅行会社 インターネット・電話
SL大樹号に乗れるツアーのご紹介
ここではSL大樹号に乗れる旅行会社のツアーをご紹介します。鉄道の旅特集のページからご希望のツアーをお探しください。
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車両編成及び使用車両
SL大樹は現在SL3両、ディーゼル機関車2両、旅客車両8両を日ごとに車両を変えて運転しています。ここではSL大樹に使用される車両並び編成例をご了解します
編成
基本的な編成はSL+車掌車+客車3両+DE10です。下記は編成例です。
使用車両
現在SL大樹号は牽引機のSLはC11 の207号機 325号機 123号機の3両で運行しています。
東武鉄道3両目のSL C11の123号機です。
この車両は国鉄の所有車両ではなく江若鉄道が導入した蒸気機関車で元々車番はC111でした。今回、動態復元に伴い123号機と改番しています。
この車両の復元工事には3年の歳月をかけて行われました。
このほかに325号機は写真が取れ次第UPします。
編成の補機として又、SLの故障や点検などでDL大樹として欠かせないのがディーゼル機関車です。
最後に客車をご紹介します。
このほかにドリームカーと展望車の外観塗装が茶色の車両が在籍して運用に入っています。写真が取れ次第UPします。
車内のご案内
ここでは座席表と共に車内をご紹介します。
14系客車
12系客車展望車両
2021年から運行を開始しています。JR四国から譲り受けたオロ12を座席の取り換えと展望デッキを作りリニューアルしています。
乗車特典
ここではSL大樹号の乗車記念証とアテンダント通信をご紹介します。
SL大樹 お楽しみポイント1 転車台
転車台と機関区 下今市
転車台の見学には乗車券又は入場券が必要です。(駅構内の為)
下今市駅の転車台入線時間は下記の通りです。
転車台 鬼怒川温泉
鬼怒川温泉駅の転車台は旧国鉄時代に三次駅(芸備線と2018年3月をもって廃線になった三江線の分岐駅)で使用されていた物です。
SL大樹 お楽しみポイント2 下今市 SL展示館
ホームから転車台・SL展示館への通路です SL大樹の復活の軌跡が展示されています。
SL展示室 2Fの風景 機関車の仕組みや企画展示室、ジオラマなどが展示されています。
SL展示室 1F 休憩室の風景
SL大樹 お楽しみポイント3 勾配区間
下今市ー鬼怒川温泉区間は砥川(とがわ 大桑―新高徳間)を境に上り下りしています。
下りは砥川を過ぎてから鬼怒川温泉まで上り
上りは砥川を過ぎてから下今市まで上り
上りの区間で煙が期待できます。
SL大樹 お楽しみポイント4 汽笛
新高徳―大桑間 大谷向―下今市間で汽笛を鳴らします。
運賃・料金
SL大樹号は全区間、全車指定席です。運賃の他に座席指定料金が必要です。
例:下今市~鬼怒川温泉
運賃:大人260円 子供130円
料金:大人760円 子供380円
お得なフリー切符
SL大樹号を往復乗車するのであればお得なフリー切符があります。「日光・鬼怒川エリア鉄道乗り放題きっぷ」が便利です。
フリー区間:下今市~東武日光 下今市~新藤原
料金:大人500円 子供250円
発売箇所:日光線 下今市駅 日光線 東武日光駅 鬼怒川線 鬼怒川温泉駅
有効期限:発売日当日限り有効
時刻表・停車駅(2023年)
SL大樹号の停車駅と時刻を掲載しています。詳しくは下記を参照してください。運転時刻・停車駅は東武鉄道のホームページや市販の時刻表等で再度確認下さい。
オススメ座席
下り(大樹1,3,5号)1号車は奇数席 2・3号車は偶数席
上り(大樹2,4,6号)1号車は偶数席 2・3号車は奇数席
上記の席だと座った時に窓の仕切りが視界に入りません。
因みに窓側はA席・D席です。
個人的には車両の真ん中付近が好みです。(車両の両端は揺れやすく又人の出入りが多く煩わしいので・・・)