1989年から運行している「くしろ湿原ノロッコ号」。くしろ湿原への観光の脚として人気の高い列車です。今回、大人の休日俱楽部パスを使って北海道を訪れましたので、写真を交えながら予約方法・運賃・料金・運転日・時刻表・停車駅・座席表・オススメ座席・車内の様子などをご紹介します。又、大人の休日俱楽部パスを使った旅行記でもご紹介しています。こちらもご覧ください
運転日(2023年10月まで)
くしろ湿原ノロッコ号の2023年運転日は下記カレンダーを参照してください。運転日についてはJR北海道のホームページや市販の時刻表を再度ご確認下さい。
発売開始日・予約方法・空席照会
くしろ湿原ノロッコ号は乗車日の1か月前の10時から全国のみどりの窓口・主な旅行会社で発売しています。インターネットでは予約出来ません。ご注意下さい。
くしろ湿原ノロッコ号に乗れるツアーのご紹介
ここではくしろ湿原ノロッコ号に乗れる旅行会社のツアーをご紹介します。鉄道の旅特集のページからご希望のツアーをお探しください。
![]() 近畿日本ツーリストでは列車に乗ること自体が、旅の目的になる観光列車や寝台列車のツアーを数多く設定しています。 |
![]() 流れる景色から眺める日本の山、海、里・・・・魅力あふれる鉄道の旅へ 観光列車やイベント列車、ローカル線の列車の旅まで多くのツアーを設定しています。 |
座席表・車両編成
釧路駅で出発を待つ、くしろ湿原ノロッコ2号
席番は下記の座席表でご確認下さい。
2号車のS1 S2 S3は通常販売されていな席です。
車内へご案内
くしろ湿原ノロッコ号、各号車、写真を交えながら車内へご案内します。
自由席
1号車の外観です。自由席はトロッコ車両ではありません。
車内の様子とクロスシート座席の様子です。
指定席
指定席の外観です。指定席はトロッコ仕様になっています。2号車から4号車です。
2号車
2号車には売店が設置されています。
その他スタンプ台も2号車にあります。記念撮影用のボードも用意されています。
3号車
3号車の車内の様子です。
4号車
4号車の車内の様子です。
4号車には運転席があります。(釧路行きの時は先頭車になります)
出入口付近にはシカと丹頂鶴のオブジェがあります。
座席
アクセス
くしろ湿原ノロッコ号の始発駅はひがし北海道の玄関口 釧路駅です。札幌から「スーパーおおぞら」で所要時間は4時間ほどです。ここでは札幌までのJRセットプランをご紹介します。
JRセットプラン
くしろ湿原ノロッコ号 オススメポイント 車窓からの景色
ここではくしろ湿原ノロッコ号の車窓からの景色や沿線観光をご紹介します。くしろ湿原ノロッコ号はラムサール条約に登録されている釧路湿原を走ります。途中、2回徐行運転を行い釧路湿原の魅力を車内から味わうことが出来ます。1回目は遠矢~釧路湿原間で岩保木水門付近です。最初に作られた木造の水門は一度も明けれていないようです。
少し見えにくいですが左側の木造の小屋のようなものです。2回目は細岡~塘路間で釧路川に一番近づく所です。
因みに、ラサール条約にはくしろ湿原ノロッコ号の始発駅釧路から根室まで走る花咲線の別寒辺牛湿原もラムサール条約に登録されており、花咲線の車内から楽しむ事が出来ます。現在「いつもの列車で観光気分」では徐行運転もしています。別ページにてご紹介しています。詳しくは下記を参照してください。
![]() 2018年6月から試験的に運行を開始した「いつもの列車で観光気分」。今回、大人の休日俱楽部パス使って乗車して来ました。運転日・時刻表・停車駅・混雑状況・徐行区間や車窓からの景色・車内・・続きを読む |
くしろ湿原ノロッコ号 オススメポイント 沿線の観光
塘路駅では釧路川のカヌーツーリングをはじめ各種アクティビティが揃っています。アクティビティの詳細は「レイクサイドとうろ」でご紹介していますね。詳しくはこちらをご覧ください。
運賃・料金
くしろ湿原ノロッコ号 全区間 指定席(一部自由席車両あり)
指定席を利用の場合は乗車券の他に指定席料金が必要です。
例:釧路ー塘路
乗車券:大人640円 子供320円
指定席料金:大人840円 子供420円
時刻表・停車駅(2023年10月まで)
くしろ湿原ノロッコ号の停車駅と時刻を掲載しています。詳しくは下記の表を参照してください。
停車駅をご紹介
くしろ湿原ノロッコ号が走る釧網本線の始発駅 東釧路駅と0キロポスト
釧路湿原駅です。細岡展望台まで歩いて行けます。
細岡駅です。カヌーをされる方がこちらで下車します。
終着駅の塘路駅です。
冬の釧網本線はSL冬の湿原号で・・・
2020年1月 SL冬の湿原号に乗車して来ました。詳しくは下記もご覧ください。
【SL冬の湿原号】 2000年から釧網本線で運行を開始したSL冬の湿原号。牽引機は現在C11171号機のみとなりました。毎年1月の後半から2月にかけて週末を中心に運行しています。タンチョウヅルやエゾシカに遭遇することもしばしあり車窓からの眺めも格別です。車内には冬ならではのストーブも設置されていてSLの旅を一層楽しませてくれます。このSL冬の湿原に乗車してきましたので予約方法・運賃・料金・運転日・時刻表・停車駅・座席表・オススメ座席・車内の様子・見どころ・・・続きを読む |
SL冬の湿原号 2000年から釧網本線で運行を開始したSL冬の湿原号。牽引機は現在C11171号機のみとなりました。毎年1月の後半から2月にかけて週末を中心に運行しています。タンチョウヅルやエゾシカに遭遇
足を延ばして
くしろ湿原ノロッコ号が走るJR北海道の釧網本線の沿線には摩周湖や屈斜路湖、美幌峠等の風光明媚な所が多く点在しています。始発駅の釧路からはバスで阿寒湖に行くことも出来ます。又世界遺産に登録された知床へも行くことが出来ます。
オススメ宿泊地
くしろ湿原ノロッコ号が走る沿線の宿泊地を纒てしました。詳しくは下記を参照してください。
オススメ宿泊地
JTBのオススメ宿はこちらから 釧路・阿寒・摩周・根室/
知床・網走・北見・紋別
近畿日本ツーリストのオススメ宿はこちらから 釧路・根室/
網走・知床
じゃらんのオススメ宿はこちらから 釧路・阿寒・根室・川湯・屈斜路/
網走・北見・知床
一休.comのオススメ宿はこちらから 釧路・阿寒・サロマ・知床・網走
乗車特典
乗車すると下記の乗車証明書が配られます。自由席の方もいただけますよ。スタンプは2号車にあります。
オススメ座席
釧路川の絶景を見る事が出来るのは指定席では3列のA席若しくはD席ですね。塘路行きの場合はA席を釧路行きの場合はD席を予約するといいでしょう。
混雑状況
今回は2号と4号に乗車してきました。2号は指定が取れず自由席、4号は指定席に乗車しました。塘路行きの列車は混んでますね。特に2号は混みます。団体のお客様も釧路→塘路で乗車するようなので、比較的1号、3号(塘路→釧路)の方が空いていますね。
混雑状況はこんな感じです。自由席は1両なのでかなり混みます。