樽見鉄道は昭和33年(1958年)に旧国鉄の樽見線として大垣~美濃神海(現 神海)で開通しました。国鉄の大幅な赤字の前に樽見までの開通を待たずに特定地方交通線に指定され廃線の危機から地元住民の存続の声が上がり昭和59年(1984年)から樽見鉄道として運行しています。旧国鉄時代は美濃神海(現 神海)迄でしたが、平成元年(1989年)に現在の樽見まで延伸開業しました。この樽見鉄道に平成29年(2017年)から観光列車「ねおがわ」号が運転しています。この観光列車「ねおがわ」号に平日ですが乗車する事が出来ましたので車内の様子などを含めて予約方法・運賃・料金・運転日・路線図・見どころなどをご紹介したいと思います。
運賃・料金
ねおがわ号 全区間 自由席です。乗車券のみで乗車可能です。例:大垣ー樽見 乗車券:大人930円 子供470円 その他運賃は下記運賃表を参照下さい。
運転日
2023年6月現在、観光列車としての「ねおがわ」号の運転の予定はありません。運転予定は決まり次第樽見鉄道のホームページ上に公開されるようです。現在の「ねおがわ」号は通常列車の運用のみですが、運用は分かりません。
運転時刻
2023年6月現在、観光列車として「ねおがわ」号の運転計画はない様です。運転が決まった場合はホームページ上に掲載するようです。
路線図
ねおがわ号の運転する樽見鉄道樽見線の路線図をご紹介します。
発売開始日・予約方法・空席照会
予約は不要です。乗車券のみで乗車が可能です。
車両編成
ハイモ330-700形の塗装と車内の一部をリニューアルして1両で運行しています
先頭にあるエンブレムは大垣方と樽見方ではデザインが違いますね。
因みに先頭のエンブレムは地元、本巣市内んの中学生がデザインしたものが採用されています。
車内へご案内
ここでは観光列車「ねおがわ」号の車内の様子をご紹介します。
車内の椅子など大掛かりなリニューアルはしていませんね。
車内のつり革は根尾川で撮れる鮎をモチーフに木製で作られています。
沿線案内も紹介しています。乗車した日がクリスマス近くで車内はデコレーションされていました。
見どころ
今回は平日の乗車で観光列車として徐行運転などはしませんでしたが、週末の観光列車「ねおがわ」号は根尾川橋梁など10個所のポイントで徐行運転をしたり運転手さんによる沿線の紹介もされます。
(2019年5月現在、運転の予定はないようですが・・・・・)
次回は週末の列車に乗車したいと思います。
車窓
樽見鉄道は本巣迄は市街地を走りますが本巣を過ぎると風景は一変して山合を走ります。
多くの写真を撮ることが出来ませんでしたが一部車窓の景色をご紹介します。
織部~木知原
織部を出ると根尾川が進行方向樽見に向かって左側に見えてきます。
この後根尾川を見ながら列車は樽見へ向かいます。途中、根尾川を何度か渡ります。
鍋原~日当
鍋原~日当で根尾川を渡っている所です。
岐阜県の観光列車
岐阜県では樽見鉄道の他に長良川鉄道で観光列車を運転しています。樽見鉄道の乗車の際はこちらも訪れてみてはいかがでしょうか。長良川鉄道は別ページにてご紹介いたします。詳しくは下記をご覧ください。
【観光列車ながら】 2016年観光列車「ながら」森号と鮎号がデビューしました。2018年には川風号もデビューしています。長良川の清流を見ながら観光列車の旅をお楽しみください。予約方法・運賃・料金・運転日・時刻表・停車駅・座席表・路線図・オススメ座席・車内の様子・見どころなどをご紹介します。 |
桜ダイヤ
樽見鉄道の樽見駅から徒歩15分ほどの所に、樹齢1,500余年を数える名桜「根尾谷淡墨桜」があります。開花のシーズンには桜ダイヤによる臨時列車も運行されます。