中部地区を代表する大手私鉄会社の名古屋鉄道で日本では初めて、運転台を2階に設置し、最前部に展望席を設けた「パノラマカー」という愛称がつけられた車両を運行しました。今もなお、それは引き継がれパノラマカーを運転しています。現在は「パノラマSuper」の愛称で親しまれています。その車両の車内の様子や予約方法・オススメ座席などを記事にまとめました。又一般車両でも横向きながら前面展望を楽しめる車両もありますので、記事内容は少ないですが併せて掲載しております。
1000ー1200系
1988年にデビューした車両で愛称は「パノラマSuper」
編成
← 豊橋 岐阜 →
ク1000 モ1050 モ1250 サ1200 モ1450 モ1400 6編成
ク1100 モ1150 モ1350 サ1200 モ1450 モ1400 6編成
展望車両は豊橋方のみです。(ク1000 ク1100)
座席
座席からの展望
座席からの展望状況です。今回乗車した際に途中でにわか雨にあたりました。雨が降るとワイパーも無いので展望は写真のような状況です。
展望は少し上目線になりますね。右の写真は豊橋駅入線前です。
展望席の予約方法・発売日
展望座席を予約するには、名鉄の出札係員が配置されている駅(弥富駅、赤池駅を除く)又は名鉄名古屋駅サービスセンターおよび特別車停車駅のタッチパネル式自動券売機並びに名鉄ネット予約サービスで予約が可能です。その他、名鉄観光サービスの他、おもな旅行代理店各支店、営業所でも予約が可能です。発売日は乗車日の1か月前の営業開始時間です。
タッチパネル式自動券売機の使い方
特別車両券ミューチケット(μチケット)をタッチしてください。
必要枚数をタッチしてください。
乗車日をタッチしてください。
乗車される時間帯をタッチしてください。
乗車駅をタッチしてください。
今回は名古屋駅で撮影したものなので、
乗車は名古屋駅からにしています。
「他の駅から」も予約可能です。
降車駅をタッチしてください。
指定した日付、時間帯、区間の特別車両券ミューチケット(μチケット)連結車両が表示されます。
乗車した列車をタッチしてください。
座席の希望をタッチしてください。
因みに座席の番号指定は出来ません。
又上記は展望無し車両です。
展望席の車両は上記の様に展望席のパネルが表示されます
展望席をタッチしてください。これで展望席の予約が可能です。
因みに座席の指定は出来ませんが1番A~D席のいづれかになります。
A~Dの席番指定をしたい場合は窓口で予約下さい。
料金
特別車両券ミューチケット(μチケット)は1乗車360円です。
展望席車両の運用
基本的には名古屋本線で運行されています。が空港線でも運用に入る事があるようです。
運用がわかるものが無いんですが、タッチパネルで予約する際に展望席の表示が出るのでそれで確認する方法しかないようです。
オススメ座席
展望席に乗る際は基本、通路側が良いと思います。窓側はフレームが邪魔になったり、ガラスが湾曲している事が多いので。
「パノラマSuper」の場合は通路側は1番BCです。
座席の混雑状況
曜日や時間帯によって差異はあると思いますが、小田急ロマンスカー程、取りにくさは無いと思います。
気軽に乗れる前面展望列車としてオススメの列車です。
名鉄ネット予約サービス
2019年5月18日からインターネットで特急列車の予約が取れるようになりました。会員登録なしでも予約が取れます。座席も席番指定が出来ます。パノラマスーパー車両の展望席を予約した場合は、シートマップに展望席と表示されます。
1800系
ラッシュ時の特急の一般席佣の増結車両として製造された車両です。
編成
← 豊橋 岐阜 →
ク1800 モ1900
座席
残念ながら前面にBOXがあり展望にはあまり向いていないようですが一応ご紹介します。
3300系
編成
座席
横向きロングシートですが何とか前面展望は可能ですね。
運用
快速急行から普通まで広範囲にわたって運用されています。
現在、豊田線・蒲郡線・三河線・小牧線・築港線の定期運用は無いようです。
3500系
編成
← 豊橋 岐阜 →
ク3500-モ3550形-モ3650-ク3600
座席
横向きロングシートですが前面展望は可能ですね。
座席からの展望
名鉄岐阜駅を出発直後の写真です。
JRの高架下をくぐる際に一度単線になります。
非常に珍しい光景です。
運用
幅広く運用されているが、ワンマン運転区間での運用はありません。
5700系
編成
← 豊橋 岐阜 →
ク5700 モ5750 モ5850 ク5800
座席
非常に見苦しい写真で申し訳ありません。時間の関係上このような写真しか残せませんでした。
座席がクロスシートで前面展望に良いのですが、なぜかBOXが
一応ご紹介しておきます。