2017年3月 D&S列車11番目として水戸岡デザインで登場した観光列車「特急かわせみ やませみ」号。九州でも有数の景勝地、日本三大急流の一つ球磨川沿いを走る肥薩線を熊本から人吉まで1日3往復していましたが、2020年7月豪雨災害の影響で肥薩線は当面の間、運休致しております。運休後は、肥薩線応援企画で博多~門司港間で運転していましたが、2023年9月のダイヤ改正から故郷の熊本車両センターに戻り豊肥本線で運転をしています。ここでは以前に乗車した際の車内の様子や、見どころ、お薦め座席や予約方法・時刻表・停車駅等をご紹介しています。また、豊肥本線でのかわせみ・やませみ号にも乗車してきましたので乗車記も併せてご連頂ければ。豊肥本線での乗車記は⇒こちらをご覧ください。
「かわせみ やませみ」運転日
観光列車かわせみ・やませみ号は土曜日・日曜日・祝日を中心運転しています。詳しくは下記カレンダーを参照してください。運転日についてはJR九州のホームページや市販の時刻表を再度ご確認下さい。
時刻表・停車駅
観光列車「かわせみ やませみ」号の停車駅と時刻を掲載しています。時刻や停車駅についてはJR九州のホームページや市販の時刻表を再度ご確認下さい。
発売開始日・予約方法・空席照会
乗車日の1か月前の10時から全国のみどりの窓口 主な旅行会社 インターネット(JR九州ネット予約 JR西日本e5489 JR東日本えきねっと)で予約可能です。インターネットでも一部の席の空席照会も可能です。シートマップも表示されるので希望の席番を取る事も可能です。(但し、シートマップに表示されない席もありますのでご注意下さい。)【えきねっと】での予約はこちらからびゅうJRで行く国内ツアー|えきねっと上の緑のバー一番左【きっぷ予約・変更】からお進みください。
観光列車かわせみ やませみ号に乗れるツアーのご紹介
ここでは観光列車かわせみ やませみ号に乗れる旅行会社のツアーをご紹介します。鉄道の旅特集のページからご希望のツアーをお探しください。
![]() 近畿日本ツーリストでは列車に乗ること自体が、旅の目的になる観光列車や寝台列車のツアーを数多く設定しています。 |
![]() 流れる景色から眺める日本の山、海、里・・・・魅力あふれる鉄道の旅へ 観光列車やイベント列車、ローカル線の列車の旅まで多くのツアーを設定しています。 |
![]() 期間限定列車やローカル線の旅、寝台列車、SLから観光列車まで多くの列車のツアーが設定されています。 |
![]() JALPAKでは肥薩線の観光列車に乗れるツアーを設定しています。出発空港も各地から・・ |
車両編成
キハ47 8087(かわせみ)+キハ47 9051(やませみ)の2両編成で運転されています。
人吉駅に隣接されている人吉鉄道ミュージアム「MOZOCA」の屋上より撮影
車内のご案内 かわせみ
かわせみ車両は1号車になります。座席表を参照しながらご覧ください。
車内のご案内 やませみ
やませみ車両は2号車になります。座席表を参照しながらご覧ください。
アクセス
SL人吉号の始発 熊本駅までは博多駅から九州新幹線の「みずほ」で30分少々で到着します。青春18きっぷ利用で鹿児島本線で行く場合は2時間少々かかります。
JRセットプラン
特急「かわせみ やませみ」オススメポイント
特急「かわせみ やませみ」の見どころはやはり、日本三大急流の一つ球磨川沿いを走る車窓ではないでしょうか。進行方向人吉に向かって八代を出た列車は、鎌瀬までは球磨川を右手に鎌瀬を出て球磨川第一橋梁を渡ると左手に眺める事出来ます。球磨川の眺めは鎌瀬を出てからの方が長いです。車窓の眺めは肥薩線にてご紹介しています。詳しくは下記をご覧ください。
![]() 登録有形文化財の嘉例川駅、「真の幸せに入る」真幸駅、日本三大車窓とループ線とスイッチバックの大畑駅、急流の球磨川の絶景が楽しめる肥薩線は4本の観光列車「かわせみ やませみ」「いさぶろう・しんぺい」「はやとの風」「SL人吉号」が走る人気路線です。車内からの景色や観光地など・・続きを読む |
乗車特典
特急「かわせみ やませみ」の記念乗車証とスタンプと記念撮影用のグッズです。(2017年12月乗車当時)
2019年9月に乗車した際には記念乗車証が変わっていました。パンフレットも新たに出来上がったようです。左の写真が記念乗車証とスタンプです。右の写真がパンフレットです。
運賃・料金
特急「かわせみ やませみ」は全区間 全車指定席(1・2号を除く) 運賃の他に特急料金が必要です。
例:熊本~人吉間
運賃:大人1,850円 子供920円
特急料金:大人1,480円 子供740円
やませみベンチシート利用の場合はプラス210円(子供100円)が必要です。
オススメ座席
特急「かわせみ やませみ」は座席の好みに個人差が出る車両だと思います。個人的には車窓を楽しみたいのですが、カウンター席の背もたれが木なので、長い時間座ってっているはかなりきついかと思います。なので転換クロスシートが一番いいかと思いますが、またまた窓枠を気にしない座席配置です。この転換クロスシート席で窓枠を気にしなくても良い席は、下り 1号車 かわせみ 5番A6番A 2号車 やませみ 11番A
上り 1号車 かわせみ 2番A6番A 2号車 やませみ 12番A が良いかと思います。あくまでも個人的な意見です。又車窓も進行方向人吉を向いた状態(下り列車です。)で進行方向左手が個人的に良いと思います。
訪れたい観光地・球泉洞
1973年(昭和48年)3月に発見された延長4.8kmの九州最大の鍾乳洞です。およそ3億年前海底にあった石灰岩層が隆起してできたと推測されています。
アクセス
肥薩線 球泉洞駅 一勝地駅 白石駅から無料送迎バス
無料送迎バスは常駐していないので事前連絡が必要です。
連絡先は0966-32-1151 繋がらない場合は0966-32-0080
入場料
大人1,100円 中学生800円 小学生600円 3歳以上450円
営業時間
4・5・6・7月・9・10月 9:00~17:30
8月 9:00~18:00
11・12・1・2・3月 9:00~17:00
訪れたい観光地・球磨川くだり
日本の3大急流の1つくま川 このくま川で球磨川くだりを楽しむ事が出来ます。
アクセス
人吉駅から船乗り場まで徒歩で20分
出航時間
3月・4月・9月・10月
9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00
5月・6月・7月・8月
9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00
料金
大人3,000円 小学生 1,600円 3歳以上 1,000円
宿泊地のご紹介
オススメ宿泊地
混雑状況
現在JR九州の観光列車は東南アジア諸国からの観光客ですこぶる盛況です。平日でも混んでいます。
(前に坊ちゃん列車の車掌さんが「平日が外国のお客さんで非常に混んでいるとお話ししているのを思い出しました。)
又、詳しい情報はJR九州のHP特急 かわせみ やませみを参照下さい。
人吉駅隣接施設
人吉駅には鉄道ミュージアム「MOZOCA」があります。詳しくは下記ページをご覧ください。
![]() 2015年に肥薩線の価値を伝えるため建設されたのが人吉鉄道ミュージアムNOZOCA868です。MOZOCAとは人吉の方言で「小さい」とか「かわいい」を意味します。このページでは館内の様子やアクセス・営業案内などを中心にご紹介します。 |