2014年4月宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」で主人公が乗った銀河鉄道をモチーフにした「SL銀河」が運行を開始しました。牽引機は「C58 239」で盛岡市の県営運動公園で静態保存されていた同機を復活させました。各車両にはギャラリーやプラネタリウムを備えています。1号車は月と星のミュージアム&プラネタリウム、銀河コレクション(沿線ゆかりの作品展示)ギャラリー車両、2号車は宮沢賢治ギャラリー(イーハトーブと賢治)&ライブラリー車両、3号車は宮沢賢治ギャラリー(ソーシャルデザインと賢治)&「銀河鉄道の夜」ギャラリー車両、4号車は宮沢賢治ギャラリー(アーティスト賢治)&SLギャラリー車両です。今回は指定席が遠野から取れましたので車内の様子や座席の配置、予約方法、混雑状況、運転日や運転時刻などをまとめました。又釜石線のSL撮影スポットで有名な「めがね橋」までの道順も掲載しています。
※新型コロナウィルスの影響で運転日が変更になっている場合があります。各社ホームページでご確認ください。
運転日
SL銀河の運転日をご紹介します。詳しくは下記カレンダーを参照してください。運転日についてはJR東日本のホームページや市販の時刻表を再度ご確認下さい。2022年の運転日は下記の通りです。
時刻表・停車駅
SL銀河の停車駅と時刻を掲載しています。詳しくは下記の表を参照してください。運転時刻・停車駅はJR東日本のホームページや市販の時刻表等で再度確認下さい。
発売開始日・予約方法・空席照会
乗車日の1か月前の10時から全国のみどりの窓口 主な旅行会社 インターネット(JR東日本えきねっと)で予約可能です。インターネットで空席照会も可能ですが、シートマップは表示されませんので席番指定の場合は窓口でご予約下さい。【えきねっと】での予約はこちらからびゅうJRで行く国内ツアー|えきねっと上の緑のバー一番左【きっぷ予約・変更】からお進みください。
SL銀河号に乗れるツアーのご紹介
ここではSL銀河号に乗れる旅行会社のツアーをご紹介します。鉄道の旅特集のページからご希望のツアーをお探しください。
![]() 近畿日本ツーリストでは列車に乗ること自体が、旅の目的になる観光列車や寝台列車のツアーを数多く設定しています。 |
![]() 流れる景色から眺める日本の山、海、里・・・・魅力あふれる鉄道の旅へ。観光列車やイベント列車、ローカル線の列車の旅まで多くのツアーを設定しています。 |
![]() JR東日本に走る観光列車のツアーを掲載しています。詳しくは下記参照してください。 のってたのしい列車旅 |
車両編成
車両の外観は「銀河鉄道の夜」に登場する星座や動物が描かれています。
車内へご案内
車内は宮沢賢治の生きたころの大正から昭和かけての雰囲気をだしています。ガス灯風の照明やステンドグラス、星座のパーテーションなどを取り入れています。
1号車
月と星のミュージアム&プラネタリウム、銀河コレクション(沿線ゆかりの作品展示)ギャラリー車両
プラネタリウム側から 1号車車内の様子。プラネタリウムがあるため座席数は32席です。
プラネタリウムエリアです。プラネタリウムの案内表示です。
プラネタリウムの隣にある月と星のミュージアムです。
1号車のギャラリーです。
沿線ゆかりの作品が展示されています。
展示物は南部鉄器です。
2号車
宮沢賢治ギャラリー(イーハトーブと賢治)&ライブラリー車両
2号車の車内の様子です。
座席の様子です。各車両の座席はこのような感じです。
2号車のギャラリー様子です。
2号車のギャラリー(イーハトーブと賢治)です。
3号車
宮沢賢治ギャラリー(ソーシャルデザインと賢治)&「銀河鉄道の夜」ギャラリー車両
3号車の車内の様子です。
3号車 ギャラリー(ソーシャルデザインと賢治)
3号車ギャラリー「銀河鉄道の夜」
4号車
宮沢賢治ギャラリー(アーティスト賢治)&SLギャラリー車両
4号車の車内の様子とSLギャラリー
宮沢賢治ギャラリー(アーティスト賢治)
4号車のショップです。
SL銀河号オススメポイント1 停車駅での一コマ
遠野駅
遠野駅に停車中のSL銀河
陸中大橋駅
「快速はまゆり」交換待ちの時の写真です。
SL銀河号オススメポイント2 車窓からの景色
岩根橋 駅→宮守 駅 間
この区間の後も上記のような川沿いを数か所走ります。
上有住 駅→陸中大橋 駅 間
遠野を出た列車は足ヶ瀬駅付近を境に釜石に向けて下り出します。特に上有住から陸中大橋にかけては見どころです。列車ループしながら下ります。上の写真はループで下る前です。眼下に陸中大橋駅付近が見えます。
乗車特典
記念乗車証と検印です。検印はSL銀河専用ですね。
運賃・料金
SL銀河は全区間 全車指定席 運賃の他に指定席料金が必要です。
例:花巻~釜石
運賃:大人1,690円 子供840円
指定席料金:大人840円 子供420円
SL銀河 オススメ座席
編成表をご覧いただければと思いますが、窓側は進行方向の向き下りはA席 上りはD席です。車窓の景色を考えた場合は、下り基準で考えると花巻→遠野間は右側 遠野→釜石は左手が良いかなと思います。あくまでも個人的見解です。
SL銀河 混雑状況
運転日も少なく混んでいます。SLなので山登り区間が多い下り(花巻→釜石)の方が人気があるようです。但し、遠野駅で下りでは1時間20分程、上りでは1時間10分程停車するためか遠野で乗降される方が多いようです。今回、この記事をまとめるにあたり、めがね橋で撮影後に後続の列車で遠野で追いつき釜石まで乗車しました。花巻→遠野間は満席でしたが遠野→釜石間の乗車率は30%程度だったと思いいます。
撮影地(めがね橋)
とても有名な撮影地です。撮影地までの道順です。番号の写真も掲載します。
①駅構内を出る所です ②駅を出て左手です
③踏切を渡る所です ④踏切上からめがね橋をみています。
⑤地点右折して下さい 右折するとめがね橋が見えます
⑥めがね橋到着です。徒歩で10分位です。 撮影場所は下の川付近か左手が良いと思います。
ここは道の駅が隣接しています。その為、鉄道マニア以外の方も多く訪れる場所です。撮影には譲り合ってお願いしたい所です。