奥出雲に伝わる神話の舞台を走る木次線に1998年から運行しているのが観光列車「奥出雲おろち」号です。トロッコ車両で運転されており奥出雲の自然を存分に満喫することが出来ます。途中には松本清張の「砂の器」の舞台になった「亀嵩駅」や駅舎が社殿造りの出雲横田駅、全国的にも珍しい「三段スイッチバック」を通り、日本最大級の二重ループを車窓から眺めることも出来ます。今回、備後落合まで往復して来ましたので、車内からの景色や車内の様子、予約方法、運転日、時刻表・停車駅、座席表や乗車特典やお楽しみ・みどころを記事に纏めましたのでご覧ください。
※新型コロナウィルスの影響で運転日が変更になっている場合があります。各社ホームページでご確認ください。
目次
運転日
奥出雲おろち号の運転日は金曜日・土曜日・日曜日・祝日を中心に運転しています。詳しくは下記の表をご覧ください。運転日は再度、JR西日本ホームページや市販の時刻表等で確認下さい。
時刻表・停車駅
奥出雲おろち号の停車駅は木次駅から各駅に停車します。運転時刻と共に掲載しています。詳しくは下記の表をご参照下さい。又休日等は出雲市から延長運転もしています。時刻表・停車駅は再度JR西日本ホームページや市販の時刻表等で確認下さい。
発売開始日・予約方法・空席照会
乗車日の1か月前の10時から全国のみどりの窓口 主な旅行会社 インターネット(JR九州ネット予約 JR西日本e5489 JR東日本えきねっと)で予約可能です。インターネットで空席照会も可能です。シートマップは表示されませんので席番指定で予約を希望する場合は「みどりの窓口」での予約をオススメします。【えきねっと】での予約はこちらからびゅうJRで行く国内ツアー|えきねっと上の緑のバー一番左【きっぷ予約・変更】からお進みください。
奥出雲おろち号に乗れるツアー
ここでは奥出雲おろち号に乗れる旅行会社のツアーをご紹介します。鉄道の旅特集のページからご希望のツアーをお探しください。
![]() 流れる景色から眺める日本の山、海、里・・・・魅力あふれる鉄道の旅へ。観光列車やイベント列車、ローカル線の列車の旅まで多くのツアーを設定しています。 |
座席表(車両編成)
下記の表に座席表を掲載しましたのでご参考にして頂ければと思います。トロッコ車両と一般車両の2両編成です。定員は64名です。
車両案内
車内のご案内(トロッコ車両)
車内の全体の雰囲気です。
景色が見やすい席です。これは往路の進行方向右側2番と16番席です。
こちらが通常のBOX席です。
先頭部分です。前から写真が撮りやすい様に窓が開けられます。
自販機の前に乗車記念用のスタンプが設置されています。
車両のご案内(控え車)
控え車の様子です。席はトロッコ車両の指定された席と同じ場所に座れます。座席の配置と窓枠がバラバラでほとんどの席が窓枠が邪魔になります。
奥出雲おろち号 オススメポイント
三段スイッチバックと奥出雲二重ループ
奥出雲おろち号が走る木次線の目玉です。出雲坂根駅から三井野原駅の間です。
トンネルのイルミネーション
木次線はトンネルが非常に多い路線です。
お買い物
お昼のお弁当の心配は不要です。亀嵩駅と八川駅ではそば弁当を販売します。又出雲三成駅では仁多牛弁当を販売します。
上記は「奥出雲おろち号に乗って」のページにてご紹介していますので、こちらをご覧ください。
乗車特典
乗車特典で記念乗車証が貰えます。又、記念スタンプも用意されています。
運賃・料金
奥出雲おろち号は全区間 全車指定席です。
乗車券の他に指定席料金が必要です。
例
運賃:木次ー備後落合間 大人1,170円 子供580円
座席指定席料金:大人530円 子供260円
オススメ座席
トロッコ車両はどこ座っても風を感じられるのでいいと思いますが、個人的には2番又は16番が良いと思います。正面に車窓を眺められるのと、木次線の最大見どころの三段スイッチバックと奥出雲二重ループはいづれも往路は進行方向右側です。もし2番又は16番が取れなかった場合は偶数番号が良いと思います。
車窓・乗車記
車窓の景色や乗車した感想などは「奥出雲おろち号に乗って」のページにてご紹介していますので、下記をご覧ください。
![]() 【奥出雲おろち号に乗って】 2018年運行から20年を迎えた奥出雲おろち号に乗車です。土日の混雑を避けて金曜日を狙い乗車して来ました。三段スイッチバックで有名な木次線の終着駅の備後落合駅は芸備線との接続駅ですが接続が悪く今回は奥出雲おろち号を往復しましたので乗車した様子などをお届けしたいと思います。 |
復路
木次線は備後落合駅で芸備線に接続していますが、今は昔と違い接続列車もなく折り返して木次に戻りました。往路とは様子が少し違うので・・「奥出雲おろち号に乗って」のぺージでもご紹介していますが、復路は機関車が前になりディーゼルの煙がトンネル内では充満します。トンネルが多い区間は煙と匂いが車内を充満します。