旧国鉄時代の木原線は開業当初から赤字続きだった為、第三セクターとして引き継ぎ1998年からいすみ鉄道として開業しました。2007年頃には存亡の危機もありましたが駅の命名権の売却など経営改善が図られ又、2011年からは国鉄時代のキハ52を観光列車として運行や「レストランキハ」を運行して多くの方が訪れています。今回は上総中野～大多喜間の普通区間でキハ52に乗車して来ましたので車内の様子などを運賃・料金・運転日・路線図・停車駅・時刻表・見どころ・撮影地などをご紹介したいと思います。
キハ２８は２０２２年１１月２７日で引退しました。
運賃・料金
急行キハ52・キハ28の運賃・料金をご紹介します。急行列車の運転区間は大原～大多喜間です。運賃は下記を参照下さい。
お得なフリーきっぷ
いすみ鉄道はお得なフリー切符を発売しています。
1日フリー切符
平日用 大人１，２００円 子供６００円
土曜・休日用 大人１，５００円 子供７５０円
（急行の自由席に乗車出来ます。）
房総横断記念乗車券
大原～小湊鉄道の五井までの片道切符です。
大人２，０００円 子供１，０１０円
途中下車は出来ますが、後戻りはできません。
（五井からは小湊鉄道で販売しています。）
運転日（２０２４年）
２０２４年３月１６日以降は多客期輸送列車や貸切列車・イベント等で運行いたします。５月４日までの多客輸送運転日は３月１６日・２０日・２３日・３０日 ４月６日・１３日・２０日・２７日・２９日 ５月４日です。
路線図
ここではキハ５２走るいすみ線の路線図をご紹介します。大原～上総中野までは２６．８kmです。
時刻表・停車駅
ここではキハ５２の運転する時刻表と停車駅をご案内します。
| 出発時間 | 到着時間 | 停車駅 |
| 大多喜 ０９：５４ | 上総中野 １０：１８ | 各駅に停車 |
| 上総中野 １０：３３ | 大原 １１：３２ | 各駅に停車 |
| 大原 １２：０３ | 大多喜 １２：３７ | 各駅に停車 |
| 大多喜 １４：２０ | 上総中野 １４：４４ | 各駅に停車 |
| 上総中野 １５：１２ | 大多喜 １５：３５ | 各駅に停車 |
発売開始日・予約方法・空席照会
全席自由席です。予約は不要です。
車両編成
旧国鉄のキハ５２－１２５で運転しています。写真はキハ２８と運転していた当時の物です。
キハ28-2346は北陸地方でＪＲの最後の運転を終了し2013年から運行しています。以前は千葉でも運転されていました。
キハ52-125は大糸線でＪＲの最後の運転を終了し2011年から運行しています。キハ52はひたちなか海浜鉄道で運転しているキハ20と外観はほぼ同じですが、キハ20の1基エンジンに対して勾配区間用で2基エンジンです。
車内へご案内
キハ52の車内をご紹介します。
車内の全景です。
車内の座席の様子です。
大原方にはグッズ販売コーナーが設けられています。
乗車記念のプレートも用意されています。上総中野方の運転席付近です。
車内ではありませんがサボもご紹介します。
因みに普通列車区間ではキハ28はレストラン列車運転時は開放されません。
見どころ
大多喜城
今回は訪れる事は出来ませんでしたが、初代城主は徳川四天王のひとり、本多忠勝です。大多喜駅から徒歩１５分ほどです。
菜の花畑
春先の1か月間は沿線に菜の花を楽しむ事が出来ます。次回は写真を掲載出来ればと思っています。
大原の伊勢海老
大原駅から徒歩20分ほどにある大原漁港では毎月日曜日には朝市が行われています。朝市は公式ホームページをご覧ください。詳しくはこちらからどうぞ
足を延ばして
上総中野から小湊鉄道に乗り換えて1つ目 養老渓谷のがあります。駅から路線バスが出ています。
撮影地
本来であれば菜の花畑の撮影地をご紹介したいところですが、生憎未だに春先に訪れることが出来ず・・今回撮影した所をご紹介します。
大多喜ー小谷松間 大多喜城をバックに撮影出来ます。大多喜駅から８００ｍ位です。
上の写真の場所からさらに進む事８００ｍで撮影です。ここでもバックに大多喜城を入れる事が出来ます。
ここは城見ケ丘ー上総中川間です。城見ケ丘から１．４ｋｍ位の所ですが大多喜で自転車借りた方が便利です。今回の3ポイントはすべて自転車で移動しました。大多喜周辺でこれだけ撮影出来ますよ。
オススメコース
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旧国鉄時代の気動車
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