2018年4月「本物の出会い 栃木」のデスティネーションキャンペーンに合わせて運転を開始した日光線の観光列車「いろは」列車名の由来は、日光の名所「いろは坂」と、「物事のいろは」を掛け合わせ様です。通常は日光線を定期列車として運用されています。この「いろは」に乗車して来ました。車内の様子や外観、時刻表等をご紹介します。今回の訪問は大人の休日俱楽部パスを利用しました。この旅行記はこちらをご覧ください。
2022年3月のダイヤ改正で運転を終了しました。
運賃・料金
「いろは」全区間 自由席です。
普通列車での運転の為、普通乗車券のみで乗車可能です。
例:宇都宮ー日光間
運賃:大人770円 子供380円
運転日
「いろは」毎日運転しています。(但し、定期検査等で代替車両になる場合があります。)
臨時列車で使用される場合もあります。
時刻表・停車駅
「いろは」の運転時刻は下記の通りです。(2019年4月現在)(但し、定期検査等で代替車両になる場合があります。)
下り
宇都宮発 7:16 7:59 8:40 10:20 12:20 14:30 16;24 18:03 18:45
上り
日光発 9:34 11:24 13:10 15:27 17:18
鹿沼発 7:36 8:20 18:22 19:03
停車駅
宇都宮、潤田、鹿沼、文挾、下野大沢、今市、日光
発売開始日・予約方法・空席照会
普通列車の為、発売日はありません。全席自由席です。
但し、臨時列車の運用に入った場合はこの限りではありません。
車両編成
205系をリニューアルしました。4両編成です。
日光駅で発車を待つ「いろは」
「いろは」の外観です。
車内へご案内
車内のデザインは木目調とし、座席も「クラシックルビーブラウン」をベースとした配色で落ち着いた雰囲気になっています。つり革も、木を使用したものになっています。各号車の座席は同じです。座席表も掲載します。通常は使う事は無いと思いますが、臨時列車で運転された場合の時などご参考にしてください。
1号車
1号車の車内の様子です。
2号車
2号車の車内の様子です。
3号車
3号車の車内の様子です。
4号車
4号車の車内の様子です。
座席のご紹介
4人用のBOX座席です。見て頂けるとわかると思いますが座席の配置で窓がない座席が各号車に存在します。
2人用のBOX席です。こちらも4人用BOX席同様に窓がない座席が存在します。
各号車にロングシートが存在します。優先席も設けられています。
通常の通勤・通学や沿線の方々の足として利用されている為の配慮のようです。
その他の設備
各号車に設置されている荷物置き場と1号車の列車案内です。
トイレ4号車にあります。座席はちょっとした段差があります。
ご注意下さい。
いろはの走る「日光線」の車窓
いろはの走る日光線は絶景区間のろろ線ではありませんが文挾駅から日光駅までの間で日光街道の杉並木を見る事が出来ます。
文挾駅のすぐ横が日光街道です。
文挾駅から下野大沢駅を経て今市駅の手前まで、日光街道は日光行きに乗車した場合は進行方向左手です。
今市駅手前で日光街道は日光線を渡り、進行方向右手に変わり日光までは右手です。
少し分かりづらいと思いますが文挾駅~下野大沢駅間の日光街道の杉並木の様子です。
お薦め座席
窓がきちんと存在する席をご紹介します。
1号車 6番 9番 11番 12番
2号車 11番~14番
3号車 7番 8番 13番 14番
4号車 3番~6番
世界遺産「東照宮」へ
世界遺産「東照宮」の玄関口です。
駅前からは東照宮へ行くのに便利な世界遺産めぐりバスも出ています。
バスの利用はフリー切符の世界遺産めぐり手形が便利です。
その他オススメコース
鬼怒川温泉
日光の近くには鬼怒川温泉があります。直通バスも出ているので便利ですよ。折角、鬼怒川温泉まで行ったら「SL大樹」に乗ってみてはいかがですか。SL大樹は別ページにてご紹介しています。
![]() 【SL大樹】 |
中禅寺湖から群馬へ
日光駅からいろは坂を登り中禅寺湖へ華厳の滝を見た後は・・いろは坂を下らずに上州群馬へも抜ける事が出来ます。日光市営バスの足尾JR日光駅線で1日6本ほどでています。足尾に抜ければ、わたらせ渓谷鉄道で桐生に行くことが出来ます。わたらせ渓谷鉄道では観光列車を2本運行しています。別ページにてご紹介しています。下記ページもご覧ください
![]() 【トロッコわっしー】 2012年から運転を開始したトロッコわっしー号。わたらせ渓谷の景色と足尾銅山の観光が楽しめます。2017年に乗車して来ましたので、車内の様子や予約方法・運賃・料金・運転日・時刻表・停車駅・混雑状況・オススメ座席・見どころなど・・続きを読む |
![]() 【トロッコわたらせ渓谷】 |