南国情緒あふれる指宿枕崎線を走る観光特急「指宿のたまて箱」。水戸岡デザインを採用したこの車両の 愛称は「いぶたま」。錦江湾と桜島の車窓を楽しみながら鹿児島中央と指宿間を走ります。列車の名前の由来は全国に伝わる浦島太郎伝説が揖宿町付近にも伝わります。その伝説の玉手箱から取っています。この「指宿のたまて箱」に鹿児島中央から指宿まで乗車しましたので車内の雰囲気・座席の配置、発売開始日・予約方法・空席照会、運転日・運転時刻、乗車特典、見どころ、オススメ座席などをご紹介します。
新型コロナウィルスの影響で運転日が変更になっている場合があります。各社ホームページでご確認ください。
運転日
指宿のたまて箱号は毎日運転しています。(2022年7月21日~26日は運休となります。)
時刻表・停車駅
指宿のたまて箱号の停車駅と時刻を掲載しています。詳しくは下記の表を参照してください。運転時刻・停車駅はJR九州のホームページや市販の時刻表等で再度確認下さい。
発売開始日・予約方法・空席照会
乗車日の1か月前の10時から全国のみどりの窓口 主な旅行会社 インターネット(JR九州ネット予約 JR西日本e5489 JR東日本えきねっと)で予約可能です。インターネットで空席照会も可能です。シートマップも表示されるので希望の席番を取る事も可能です。【えきねっと】での予約はこちらからびゅうJRで行く国内ツアー|えきねっと上の緑のバー一番左【きっぷ予約・変更】からお進みください。
指宿のたまて箱号に乗れるツアーのご紹介
ここでは指宿のたまて箱号に乗れる旅行会社のツアーをご紹介します。鉄道の旅特集のページからご希望のツアーをお探しください。
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車両編成
指宿のたまて箱はキハ47の改造車でキハ47 8060+キハ47 9079の2両編成 繁忙期等はキハ140 2066(いぶたま予備車)を増結して3両で運転されるこ事もあります。又定期点検等で予備車との2両編成になる事もあります。
1号車の外観 白は海側 黒は山側です。
2号車の外観 白は海側 黒は山側です。予備車の画像ははやとの風のページをご覧ください。因みに黒と白のツートンカラーは玉手箱を開けた時の髪の毛が黒から白に変わった所から来ています。
車内へご案内
指宿のたまて箱の車内へご案内致します。
この日は外国人観光客の方が多数乗車しており、一部画像に人が入っていて見ずらいと思いますがご了承下さい。
1号車
1号車 真横からの写真です。左の写真が海側で白。右の写真は山側で黒です。
1号車の最前部のBOXシート 青が海側シートです。このシートは上りの方が良いでしょう。
左の写真が青色の転換クロスシート席のです。海側です。右の写真は山側に設置された本棚とソファーです。
左の写真は海側に面したカウンター席。右の写真は1号車の車内の全景です。
1号車に設置しているサービスカウンターです。
2号車
2号車の最前部 ソファーとキッズ席です。キッズ席が海側です。
車内全景と車端部席 2号車は海側を向いたカウンター席が11席設けられています。
カウンター席の様子です
ソファー席(座席指定)と転換クロスシート席 この座席はいづれも山側に配置していますがソファー席は海側に向いています。
増結車
今回、増結車は「はやとの風」で乗車することが出来ました。車内の様子は下記ページでご紹介しています。
![]() 【はやとの風】 |
観光列車「指宿のたまて箱」オススメポイント1
指宿のたまて箱の見どころは、何と言っても錦江湾と桜島の車窓からの眺めではないでしょうか。ここからの眺めは最高ですね。車窓の画像は別ページ指宿枕崎線でご紹介しています。是非こちらもご覧ください。
![]() 【指宿枕崎線】 |
観光列車「指宿のたまて箱」オススメポイント2
指宿駅・鹿児島駅到着後に車両の上からミストが出ます。これは玉手箱を開けた煙をイメージしているようです。
乗車特典
指宿のたまて箱の記念乗車証と記念スタンプです。
記念撮影用のグッズです。
運賃・料金
指宿のたまて箱号は全区間 全車指定席 運賃の他に特急料金が必要です。
例:鹿児島中央ー指宿
運賃:大人1,020円 子供510円
特急料金:大人1,160円 子供580円
オススメ座席
指宿のたまて箱は錦江湾の車窓を楽しむように車両も作られています。基本はA席です。(1号車の2Aのみ山側なので注意が必要です。)
ただ水戸岡デザインの車両は窓枠をあまり意識していないように思います。
1号車は10A 14A 上りの1A
2号車は9A 12A 15A 16A
あくまでも個人的ですが、錦江湾の絶景を楽しむには上記の座席が良いかと思います。
その他
現在JR九州の観光列車は東南アジア諸国からの観光客ですこぶる盛況です。平日でも混んでいます。
(前に坊ちゃん列車の車掌さんが「平日が外国のお客さんで非常に混んでいる」とお話ししているのを思い出しました。)
又、詳しい情報はJR九州のHP特急 指宿のたまて箱を参照下さい。