観光列車

上越を駆け抜ける美術館「現美新幹線」。車内の作品や運転日・運転時刻・予約方法などをご紹介。

走る美術館として2016年4月に上越新幹線の越後湯沢ー新潟間で運転を開始しました。名前の由来は現代美術から「現美」と命名。担当アーティストとジャンルは11号車が「松本尚(絵画)」、12号車が「小牟田悠介(平面)」、13号車がカフェ・キッズスペースで「古武家賢太郎(絵画)」「paramodel(絵画・彫刻)」、14号車が「石川直樹(写真)」、15号車が「荒神明香(立体)」、16号車が「ブライアン・アルフレッド(映像)」外観は「蜷川実花(長岡の花火)」です。今回、2017年9月に乗車してきましたので、車内の様子を撮影しましたので掲載しました。また、予約方法・運賃・料金・運転日・時刻表・停車駅なども併せてをご紹介したいと思います。

※新型コロナウィルスの影響で運転日が変更になっている場合があります。各社ホームページでご確認ください。

※現美新幹線は2020年12月をもって運転を終了致しました

運転日

現美新幹線は土曜日・日曜日・祝日を中心運転しています。

 

 

時刻表・停車駅

現美新幹線の停車駅と時刻を掲載しています。詳しくは下記の表を参照してください。運転時刻・停車駅はJR東日本のホームページや市販の時刻表等で再度確認下さい。

発売開始日・予約方法・空席照会

乗車日の1か月前の10時から全国のみどりの窓口 主な旅行会社 インターネット(JR西日本e5489 JR東日本えきねっと)で予約可能です。インターネットで空席照会も可能です。シートマップも表示されるので希望の席番を取る事も可能です。【えきねっと】での予約はこちらからびゅうJRで行く国内ツアー|えきねっと上の緑のバー一番左【きっぷ予約・変更】からお進みください。

現美新幹線に乗れるツアーのご紹介

ここでは現美新幹線に乗れる旅行会社のツアーをご紹介します。鉄道の旅特集のページからご希望のツアーをお探しください。

クラブツーリズムで行く観光列車の旅特集
流れる景色から眺める日本の山、海、里・・・・魅力あふれる鉄道の旅へ。観光列車やイベント列車、ローカル線の列車の旅まで多くのツアーを設定しています。
【えきねっとびゅう国内ツアー】
JR東日本に走る観光列車のツアーを掲載しています。詳しくは下記参照してください。
のってたのしい列車旅
JTB列車の旅 関東・北陸・中部
期間限定列車やローカル線の旅、寝台列車、SLから観光列車まで多くの列車のツアーが設定されています。

車両編成

JR東日本の新幹線車両でE3系0番台(R19編成)を改造したものです。改造されて700番台になっています。

 

車両のご案内

車両外観

外観のデザインは蜷川実花さんが担当されています。長岡の花火をイメージしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各号車の写真です。

現美新幹線外観

 

 

 

 

11号車

現美新幹線外観

 

 

 

 

12号車

現美新幹線外観

 

 

 

 

13号車


 

 

 

 

14号車

現美新幹線外観

 

 

 

 

15号車


 

 

 

 

16号車

ホーム側からの画像であまりいい写真とは言えませんがご了承ください。

車内の展示作品など

2018年3月31日より一部リニューアルされました。
16号車はAKIAKIAKI INOMATA氏の映像作品と変更となります。13号車は引き続き古武家賢太郎氏、14号車も引き続き石川直樹氏が担当され作品が変更されました。

11号車

越後湯沢ー新潟間はトンネルが多くそれを利用したアート。カーテンを下ろしているとトンネルに入る瞬間にアートが現れトンネルを出る瞬間にアートが消えます。
コンセプトイメージは「五穀豊穣」「祝祭」「光」
この車両のみ指定席です。

現美新幹線車内 現美新幹線車内

 

 

 

 

12号車

1面、鏡ステンレスの車内は窓から写しこまれる車窓の景色を取り込みます。
春~夏はの緑の山々、秋は黄金の稲穂、冬は白銀の世界。そこに乗車した皆様を取り込み絵巻のように写しこみます。

現美新幹線車内現美新幹線車内

 

 

 

 

13号車

現美新幹線の走る上越新幹線は旧三国街道です。この三国街道を中心に上越の風景を表現しています。

現美新幹線車内

 

この作品は2018年3月までです。

 

 

 

2018年4月からの作品です。

 

 

 

 

 

13号車にはきっずキッズスペースがあり、プラレールで楽しむことができます。

現美新幹線車内

 

 

 

 

13号車はカフェスペースも併設しています。


 

 

 

 

14号車

作者が新潟の芸術祭に出展するきっかけで新潟に通いその際に撮影された作品です。主に十日町、津南町、新潟市西区、西蒲地区で撮影されたものです。
ゆるやかながら春夏秋冬を人々の暮らしとともに表現されています。作品は右端から見ていただくこと想定して展示されています。

現美新幹線車内 現美新幹線車内

 

 

 

 

これは2018年3月まで展示されていた作品です。

2018年4月からはパキスタンのカラコルム山脈上にあるK2の頂へ向かう途上で撮影された作品群を展示されています。

 

 

 

 

 

15号車

この号車の作品は川を散歩していた時の風景がきっかけです。川に反射した風景と現実の風景が水面でくっ付き一体となったイメージだそうです。

現美新幹線車内 現美新幹線車内

 

 

 

 

16号車

新潟の自然の風景に見せられ、長岡の花火、矢川灯籠流し、おぢや風船一揆、降り積もる雪の光景を映し出してます。
(2018年7月28日から作品が変わっています。)

現美新幹線車内

 

 

 

 

 

2018年7月28日からは新潟の里山を舞台にした作品に変わっいます。

 

 

 

 

 

運賃・料金

現美新幹線 全区間 11号車のみ指定席。運賃の他に特急料金が必要です。
例:越後湯沢―新潟
乗車券:大人2,310円 子供1,150円
特急料金(自由席):大人2,640円 子供1,320円

現美新幹線と組み合わせての観光列車の旅

折角、新潟まで足を延ばしますから新潟方面の観光列車に乗車するのもいいでしょう。
新潟からは「海里」が酒田まで走っています。長岡では越乃Shu*Kura号が接続します。新潟から新津まで移動になりますがSLばんえつ物語が会津若松まで走っています
一例ですが接続の良い列車をご紹介します。
とき451号新潟着09:14 海里新潟発10:12 酒田行き
とき455号長岡着15:45 越乃Shu*Kura長岡発16:13発 上越妙高行き
とき451号新潟着09:14 SLリレー号新潟発9:28 新津行き 新津からSLばんえつ物語に接続します。

【SLばんえつ物語】
1999年にデビューした「SLばんえつ物語」牽引機は貴婦人の名で名高いC57です。乗車した際の車内の様子や車窓の景色・列車のお楽しみ・乗車特典等を写真とともに纏めました。また座席表、予約方法、運転日や運転時刻・・続きを読む

 【越乃 Shu*Kura】
地酒王国・新潟が誇る「酒」をコンセプトとした「越乃 Shu*Kura」。2014年の運行を開始しました。車内では、厳選した新潟県内の銘酒の利き酒や、地元の食材にこだわったおつまみ等をご用意しています。この列車の予約方法・運賃・料金・運転日・時刻表・停車駅・座席表・オススメ座席・車内の様子・・・続きを読む

混雑状況

2017年9月に乗車した時はとき451号 越後湯沢発8時24分でしたが満席になるほどの盛況ぶりです。2018年9月に乗車した時はとき456号 長岡発16時42発を浦佐から乗車でしたがガラガラでした。13号車の売店の方の話によると最終のとき456号はいつもガラガラのようです。

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